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ドラえもん 『バイバインの終末』



それでは、まず最初に、
各要素を以下のように
大ざっぱに定義しましょう。



 ・栗饅頭「直径5センチの球」
 ・現在の宇宙 … 年齢が137億歳。
        直径は その倍として「約275億光年の球」

 ・1光年「9兆5000億キロメートル」

 ・栗饅頭の体積「5分ごとに2倍」
 ・「2の10乗」= おおざっぱに「1000」(10の3乗)とする




以上から、

饅頭が、何回目の倍増で、
自分の『 1426 × 10 の 80乗 』倍の
体積を持つ「宇宙」を超えるか?


を 求めればイイ事になりますね。

(もう 値が超絶すぎて
何が何やら分からない世界ですが…)






…で、計算してみた結果、

『23時間と5分後』に
栗饅頭は宇宙体積に匹敵
し、

さらに その5分後、
宇宙体積を超える
ようです。






ドラえもんは、
『それこそ1日で、地球が
栗饅頭の底に埋まる!』

と言って、

のび太を
震え上がらせましたが…



この計算結果を見るかぎり、

1日で
宇宙が終わる

勢いです。





結論としましては、

『 食卓に出されたものは 必ず、
残さず全て 食べましょう 』

という事で よろしいでしょうか?

天国の 「藤本 弘」大先生




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ちなみに、
このページを書くにあたり
軽くネットを調べて歩いてみたら、

いるわいるわ、
『バイバインの その後』に興味を持った
理数馬鹿 どもがww (僕含む



僕と同じような『23時間後の終末』
懸念する者は 初歩の初歩


『無から物質が倍増した時点で、
質量保存の法則に抵触する』

という基礎部分から指摘する者…


狭い範囲に巨大質量が発生することによる
『ブラックホール化』への懸念を語る者…


はては、
『栗まんじゅうを、ほぼ光速で運動する
ロケットに載せてしまうことで、
時間の経過を 事実上0にできるので、
それ以上の増殖は起こらない』
という
感動的な解決案に至る
「豪の者」すら現れる始末。



ネットの世界の広さと、
物理・科学を愛してやまぬ人々の
秘めたる熱さに

己の体温が3度ほど上昇する思い
を 体感した私です。


(それ以外にも、例えば
「瞬間的に物体が2倍になる」ということは、
増殖する体積のキョリを
「増えた分子が瞬間的に移動」することになり、

早い時点… というか1回目から
光速を超えてしまっているという
矛盾もあると思うのですが…

見つけられなかったけど、
これも多分、どこかで誰かが
言及しているのではないでしょうか?)





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ところで、これを読んだ皆さん。

数学って キライですか?
物理って わけ分かんない?



もし 嫌いな人は、
それを に描いてイメージしたり、
実生活に当てはめて 考えてみてください。

実際には起こりえないような状況すら、
理数はそれを 見える形 にして、
皆さんに答えてくれることでしょう!



『 サンシャイン60から
飛び降り自殺したら、

自分は何秒後に
地面に激突するだろう? 』


なんて、考えた事あります?



これ、空気抵抗を抜きに考えると、
なんと『7秒ほど』
落ちつづけることになるのです。


落下3秒後に後悔したら、
4秒近くも死の恐怖を味わいつづけ、
しかも 絶対助からない…

サンシャインからの投身自殺は、
本当に 最後の最後の最後の選択肢に
すべきだという事実を、
この数字は物語っていますね(笑)





今の日本の 記憶重視 の 詰め込み授業を
子供のころから受けつづけていると
誤解してしまいますが、

本来、「理数」は、生活に密着した
すごく身近で楽しいもの
なのです。


さあ、君も今日から
レッツ理数!

見える世界を解き明かそう!
見えない世界を見に行こう!

「ドラえもん」の話だったのに、
いつのまにか理数賛歌に… スマソスマソ




なお、『バイバイン』の お話しは、
てんとう虫コミックスの
『ドラえもん』 第17巻
収録されています。



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